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遊び運動が子どもの脳や心に及ぼす影響?

図.A.JeanAyresの感覚統合プロセスを参考として「発達の木」にたとえた

最近の子どもたちは体を動かして遊ぶことが極端に少なくなり、生活全体での活動量が激減しています。特に、発達が気になる子どもたちの中には、体の動かし方が不器用で、運動嫌いなケースが見られます。
物にぶつかりやすい・食べこぼしが気になる・ジャンプができない・注意の持続が苦手、などの困難には、作業スキルや情緒コントロールの方法を直接教えるだけよりも、有用な方法があります。
それは左図(発達の木)の木の根っこにあたる基本的な感覚を鍛えることです。
遊び運動によって、さまざまな感覚刺激を蓄積し、情報整理能力を鍛えることで
その上に積み上がる動作や感情の制御、さらには学習能力が向上します。