4月2日~「世界自閉症啓発デー」「発達障害啓発週間」

World Autism Awareness Day


  「世界自閉症啓発デー」「発達障害啓発週間」とは?  

平成19年、国連総会において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議されました。 参考:国連決議文

以降、全世界の人々が自閉症の理解を深めるための取り組みが行われています。さらに日本では、4月2日~8日を「発達障害啓発週間」と位置付け、関連イベントなどが開催されています。


  AKIDSもりのみや のご近所、大阪城でもイベント開催  

AKIDSもりのみやがある大阪市でも、自閉症や、発達障害について理解を深めるためのイベントが開催されます。世界自閉症啓発デーのシンボルカラーは”ブルー(青)”で、「癒し」や「希望」を意味します。AKIDSから歩いてすぐの大阪城も、ブルーにライトアップされます。

場所:大阪城天守閣
日時:令和5年4月2日(日)日没(午後6時30分頃)から午後10時まで

写真:大阪市福祉局心身障がい者リハビリテーションセンター相談課発達障がい者支援グループ(発達障がい者支援室) ホームページより

そのほか大阪府下でも、天保山大観覧車や、万博記念公園太陽の塔などがライトアップされます。

イベント詳細はこちら:
大阪府/世界自閉症啓発デー/大阪城天守閣・大阪府咲洲庁舎・ドーンセンター・天保山大観覧車・太陽の塔のブルーライトアップを行います(令和 5年4月)

主催:一般社団法人大阪自閉スペクトラム症協会、大阪府、大阪市共催:日本発達障害ネットワーク大阪
協力:株式会社海遊館、塩野義製薬株式会社


  発達障害の人たちが暮らしやすい社会に  

近年、発達障害(神経発達症)に対する関心の高まりにともなって、インターネットや書 籍で、多くの情報が得られるようになりました。一方、発達に障害のある人は、「わがままだ」「不注意な人だ」「努力が足りない」などと思われてしまい、理解されにくい障害で、また現時点で科学的に未解明なところも少なくありません。

発達障害の人たちが社会の中でいきいきと暮らしていくためには、発達障害に対する私たち一人ひとりの理解が必要です。「世界自閉症啓発デー」等を契機として、自閉症をはじめとする発達障害への理解を深められるよう、AKIDSラボも取り組んでまいります。

AKIDSラボは、国 連が開 催するグローバルイベントに参 加します。このイベントは、スイスに拠点を置き世界 14か国で活 動している Institute of Neurodiversity(ニューロダイバーシティ研究所)との共催です。
※ニューロダイバーシティとは、ダイバーシティの 一種で、発達障害のある方にフォーカスした概念です。

World Autism Awareness Day

The United Nations General Assembly unanimously declared 2 April as World Autism Awareness Day.

This highlights the need to help improve the quality of life of those with autism so they can lead full and meaningful lives as an integral part of society.

In order for people with autism and other developmental disabilities to live vibrantly in society, it is necessary for each of us to understand developmental disabilities.